軽躁を制する者が双極性障害2型を制する!!

2016年9月に双極性障害2型と診断されました。闘病生活中です。

説明が下手な病気(アスペルガー・ASD)でも、対人援助職の作業療法士になれたコミュニケーションスキル

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ここ数年、発達障害の概念が広がっています。

NHKなどテレビで放送されてることが増えてきましたね。

発達障害の診断を受ける人は増えている印象です。

 

私は「アスペルガー症候群」です。

正確に言うと、「自閉症スペクトラム」です。

 

アスペルガー症候群には色々と症状があります。

この記事では

コミュニケーションスキル(場面緘黙症・未診断)が低かった著者が

対人援助職(作業療法士)になれるまで、スキルアップした話を書いていきます。

 

 

1.対人関係がどれだけ苦手だったか

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クラスメイト「うんとかすんとか言ってみろ」

私「すん」

 

という子どもでした(笑)

クラスに一人、二人くらいいますよね。

無口な子。

 

場面緘黙症」と表現されたりします。

 

緘黙症(かんもくしょう)とは、発声器官には問題がなく、言葉を理解したり、言語能力があると分かっている人が、ある特定の場面や状況で話すことができなくなってしまう精神疾患です。

https://h-navi.jp/column/article/35025618

 

 

私は、家では少し話せていました。

学校ではほぼ話せない。

小学校では特に、意思表示ができなくて、「泣く」ことでSOSをしていました。

 

「集団が苦手」というのが大きいかもしれません。

これはアスペルガーの方で多い症状です。

 

その他の特徴!

「あいまいな指示が苦手」

「抽象的な概念が苦手」

「相手の気持ちが理解できない」

 

 

 

2.コミュニケーションスキルを磨いた方法

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15歳の頃に、「このままではマズい!」と危機感を持ったことを覚えています。

高校生になり、新しい環境になりましたが、友達を作ることが大変だったからです。

なかなか言葉が出ない!!

 

コミュニケーションスキルを身につけなくてはと思いました。

ここでは、具体的な方法を列挙していきます。

15歳から現在の37歳になるまでの過程です。

 

 

(1)本を読む

<15~20歳頃>

・小説

好きだった小説を読みながら、知らない単語を調べて、ノートにまとめてました。

そもそもボキャブラリーがなかったんですよね。

 

・BOOKOFFで売っている100円の本

経済とか心理学とか、幅広く読んでいました。

脳科学も面白かったです。

 

中谷彰宏さんの本は読みやすくて、たくさん読んでいました。

この時の知識が、今の会話のネタになってます。

 

<21歳~>

・自己啓発系、コミュニケーション

古典本と呼ばれる本を読み始めます。

  

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(2)TVの面白い言葉遣いをメモ

今で言うと、

「ジャスティス!」

「ひっこりはん!」

みたいな言葉をメモってました。

 

流行りの言葉を知るって大事です。

かわうそのゆるキャラ「ちぃたん☆」は、

話題を振るだけで笑顔を引き出せたりします(^^)

 

 

(3)カラオケ

高い声を出すには、発声量が必要です。

大きな声を出す勉強になりました。

 

ノンバーバルコミュニケーションといいますが、

声の大きさはかなり大事です!

 

ハキハキと大きな声で話せるだけで、

相手はわりと信用してくれます(^^)

 

 

(4)ブログ → 発信

文章化することはとても大事です!

「まとめた記事を人に伝える」という経験をしてわかりました。

言葉がスラスラ出てくるのです!!

 

経験したことなどをさらに考えて、調べて、言語化していく。

これが自分の意見となります。

過程がとても大事!!

 

これを繰り返すことで、言葉がスラスラ出てくるようになりました♪

ちなみに、私は20歳から約17年ブログを継続しています。

 

 

(5)役割を担って、行動する

インプット系だけではダメで、実践をすることが大切!!

 

たくさん本を読んでも仕事で生かせてない!!

23歳の時にそれを思い知りました。

 

特に大切なのは、「担った役割をどのようにこなすか」ということです。

 

実際に行ったのは下記のことです。

・ラーメン屋のバイト

・大学・合気道部の副将

・システムエンジニアの顧客対応

・女性を口説く

・専門学校でリーダー(後述)

・作業療法士としてカウンセリング(後述)

 

 

 

PlanDoSee

 

インプットした知識をどのように使うかについてですが、

下記のことを繰り返します。

 

Plan:計画

Do:実行

See:反省

 

このサイクルをまわすことが大事です!!

PDCAなんて表現もあります)

 

 

(6)興味・関心のある分野の勉強(物事の原理・構造を勉強する)

話題作りの一環です。

 

私は社会人になり、あるサークルみたいな組織に入って、これを学び始めました。

分野は政治、経済、心理学、生物学など幅広く扱っていました。

 

「なんで?」思考。

アスペルガーの人は好きな傾向があると思います。

 

興味・関心があると、人との会話がしやすいです。

人と会話をすると、知識が蓄えられます。

すると、新しい人と話すことに自信になります。

 

良いサイクルが回りだします(^^)

 

もちろん、知識がなくても「興味・関心」だけで会話は可能です。

会話とは対話なので、こちらの話もできた方がいいですよね。

自分の軸となる話。

それがあると、より魅力的な人間とみなされ、

関係が継続しやすくなります。

 

 

(7)リーダーシップの勉強:27歳~

30歳になると、人に教えることが大事!

と何かで見聞きした覚えがあります。

 

2回目の学生生活。

目標は作業療法士の資格を取ることでしたが、

サブテーマを「リーダーシップの勉強」としました。

 

本は5冊くらい読みました。

(Amazonアソシエイト)

 

専門学校へ入学し、実践する機会がかなりありました。

授業中のグループワーク、授業外の勉強会・飲み会など。

しっかり説明すれば、「年上の人も動いてくれる」と感動した覚えがあります。

これまでのコミュニケーションスキルが役立った瞬間です(^^)

 

正直、すべてがうまくいったわけではありません。

失敗することも、成長のプロセスです。

そういう意味では成長のキッカケになり、

人を動かすことの実績が積めました♪

 

 

(8)カウンセリングの勉強:34歳~

これはまだ勉強中です。

・相手の課題を明確にする

・事実を確認する

・「認知の歪み」や論理的な無理がないか確認する

・具体的な打開策を話し合う

こんな感じでしょうか。

 

心理学の知識だけでなく、

今までの自己啓発系の知識が役に立っています。

 

 

 

 

(余談)神田橋先生の遊び

精神科医の神田橋先生の本『発達障害は治りますか?』より

 

やはり子供の遊びの貧困化が、発達障害の増加に大いに関係していると考えているんです。

昔なら遊びの中で自然に解消されていったような軽度の発達障害が今はそのまま残ってしまっているのではないかと考えている。

発達障害は治りますか?

発達障害は治りますか?

 

 

 昔ながらの遊びが重要なようですね。

就労移行支援などで行うSSTなどもそれを意識したものだと思います。

 

 

3.経験・成果一覧

 

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20歳:初めて彼女ができました♪

21歳:合気道部・副将を務めました!

23歳:システムエンジニアとして、顧客対応ができるようになりました

25歳:合コンの幹事ができるレベルになりました(笑)

28歳:2回目の学校で学級委員みたいなことをするようになりました!

32歳:作業療法士になれました♪

34歳:精神科で働きました(約1年半)

 

 

 

4.具体的なコミュニケーションスキル

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(1)「肯定的」であること

常に「肯定的」でいることは、実は難しいことのようです。

否定的な意見を言ってしまう。

 

「肯定的」であることは、否定的な意見も、「表現を変える」という技術が必要です。

 

相手の良い点を見ることもポイントです。

見つけたら、伝えることも大事!!

 

 

(2)人に興味・関心を持つ(相手のニーズを知る)

名著「人を動かす」で出てくる項目です。

これはとても大きい影響!

 

興味・関心を持つと、質問がすぐに出てきます。

ポイントはストーリーを考えること。

 

例えば、仕事について。

・なんのための仕事?

・どのような方法?

・一日をどのような流れでやっているのか。

・その仕事の前後には、どのような仕事がある?

など

 

 

(3)人に期待しすぎない

現実とのギャップが大きすぎると、トラブルの元になります。

現実はなかなか変えられないので、期待(理想)を下げるのが、生きていく上でもポイントになります。

 

理想が高いと、減点法になる。

減点法になると、マイナスの感情(怒り、悲しみなど)が出やすいです。

 

理想が低いと、加点法になる。

加点法になると、プラスの感情(感謝、嬉しさ)が出やすいです。

 

 

(4)距離感を意識する

苦手・嫌いな人とは最低限のコミュニケーションで済ます、などです。

 

 

 

(5)柔らかく主張

アサーションってやつですね。

クッション言葉を多用します。

 

 

(6)ノンバーバルコミュニケーション(非言語)

(笑う時)

・口角を上げる

・目を細める

・肩を震わせる

 

(声)

・大きな声

・ハッキリ

 

上記を多用し、明るい雰囲気をかもします。

私の場合、2次障害の双極性障害の影響(軽躁)があり、上記は行いやすいと思っています。

 

 

 

 

まとめ

 

説明下手病気(アスペルガー・ASD)でも、対人援助職の作業療法士になれたコミュニケーションスキル」を紹介してきました。

いかがでしたでしょうか。

 

また、私はアスペルガー症候群と診断されていますが、

もしかしたら軽度なのかもしれません。

でも、重度な人でも

 苦手を知る → 対策する

という工程は一緒だと思っています。

 

まず、自分は何が苦手なのかを知ることが大事です。

そして、対策は継続的に行うことが大事!

私はそこそこのコミュニケーションスキルが身に付くまで約10年かかったと思っています。

 

知識のインプットや目の前の課題の分析をして、実践していく。

その工程を何度も繰り返すことが重要です。

 

もちろん環境調整というやり方もアリだと思います。

「自分は〇〇が苦手ですので、△△して頂けると助かります」

のように、周りへ周知する方法もよく取られます。

 

コミュニケーションスキルが上がると、世界が変わります。

ぜひ、実践してみてください(^^)